もうめんどくさい、会社の人間関係。
社会人の悩みのほとんどが、「仕事ではなく人間関係」だったりします。
仕事そのものは楽しくても、上司がパワハラをしてきたり、同僚とそりが合わなくてイライラしたりします。会社の人間関係がめんどくさい時、どのような対処法を取ればいいでしょうか。
人間関係の考え方は千差万別です。ここでは一つの考え方として紹介します。
1.「人付き合いの悪い」人になる
会社の人間関係がめんどくさいと感じる時、無理して濃密な人間関係に身を置く必要はありません。
ちょっと距離を置いてみましょう。例えば学生時代に「遊びに誘っても来ない人」がいたと思います。
肝心な時には来ないけれど、不思議とその友達同士の中ではスポイルされずに良い位置をキープしている人がいたはずです。
このような友達は「誘っても来ない」というのが、どこか当たり前の状態になっています。
飲み会に誘って、「来てくれたらラッキー」くらいに思われています。
むしろたまに遊びに行く事で「○○君が、降臨した!」というような有難さを持たれるようなタイプの人です。
会社でも「人付き合いが悪い」キャラを作れば、同じような立場になれるかもしれません。
たまに飲み会に参加をすると「おお!よく来たな」と周囲が喜ぶような立場になれば、かなり人付き合いが楽になります。
2.それで給料をもらっていると割り切る
人付き合いがめんどくさいと思った時に、「何で仕事以外で悩まなくてはいけないんだ!」と憤りを感じてしまうと、会社で働く事が辛くなってしまいます。
むしろ「めんどくさい人付き合いをする事で、給料をもらっている」と割り切った方が、気持ちが楽です。
営業成績を上げる事で給料を得ているわけでなく、参加したくない飲み会に出席して、忘年会のカラオケに出席する事で、給料をもらっていると思えば、気持ちが楽になります。
嫌いな上司と一緒にランチを食べている時に、これで給料をもらっていると思えば気持ちを割り切る事ができます。
実際に会社員を長く続ける人の多くは、人間関係を円滑にすることで給料を得ています。
会社には職場の人間関係を良くする人材が必要だからです。
恋人とデートをして食事代を出す時に、会社のめんどくさい人間関係のおかげで、美味しい料理が食べられたと思えば、ストレスも少なくなるでしょう。
3.会社以外のコミュニティに参加する
会社の人間関係がめんどくさいと感じたら、会社以外のコミュニティに参加してみる選択肢もあります。
特に会社での人間関係を良くしようと努力して、報われなかった人におすすめしたい方法です。
とかく人は視野が狭くなりがちな生き物です。
会社の人間関係がうまく行かないと、自分がダメな人間だと思ってしまう人がいます。しかし、それはたまたま職場にいる人と上手に人間関係を築けなかっただけで、他の人とはまるで違う人間関係を作る事ができるかもしれません。
実際に学生時代の友達や家族とは、良い人間関係を築けているかもしれません。
確認の意味で、または視野を広げる意味で、会社以外のコミュニティに参加して一から人間関係を築いてみましょう。例えば趣味のコミュニティ、フラダンス教室やフラメンコ教室、ヨガ教室などに参加をするのもおすすめです。
楽しい事をする場所で人間関係を築く方が、良い関係を築きやすいからです。
スポーツクラブに通ったり、テニスサークルに入ったり、ランニングクラブに入ったりと、身体を動かすコミュニティに入る事もおすすめします。
運動をしている人はさっぱりした気持ちを持っているため、人間関係を築くのが容易だからです。
会社の人間関係がめんどくさくなったら、他のコミュニティに参加して気持ちをリセットしてみましょう。
そして自分のコミュニケーション能力に問題がない事を再確認しましょう。
会社の人間関係がめんどくさい時は、濃密な人間関係から離れるようにします。
離れられないと思ったら「それで給料をもらっている」と割り切るようにしましょう。
他のコミュニティに参加して、全く違う人間関係を体験する事も気持ちをリセットしやすいのでおすすめです。