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運動会のお弁当の定番「唐揚げ」を前日に揚げても大丈夫?

1.前日に唐揚げを作ってもいいの?

運動会のお弁当の定番メニューと言えば、子供が大好きな唐揚げですよね。
せっかくだから美味しい唐揚げを作って頑張る子供を応援したい…でも、運動会のお弁当は量が多いから当日の朝はとにかく準備が大変!
なので「前日のうちに作っておきたいな」と考える人も多いと思いますが、実際のところ前日に唐揚げを揚げておいても大丈夫なのでしょうか?
結論から先に言うと、やはり揚げ物は当日揚げるのがカラっとしていて美味しくいただけます。なので、前日は下味だけ付けておき、当日は揚げるだけにするのが最も時短になり、かつ美味しくできる方法です。
ちなみにおススメの唐揚げの下味レシピをご紹介しますね。
鶏もも肉300gを一口大に切ったらビニール袋に入れ、醤油大さじ2・酒大さじ1・ごま油大さじ1・にんにくと生姜のみじん切りを入れてよく揉んでおきます。
その後30分〜1時間ほどしたら卵の黄身を1個分入れてさらによく揉みます。この状態で冷蔵庫に入れておいて翌朝揚げればOKですよ!
 

2.当日唐揚げを揚げる際のポイントは?

前日に下味をつけておいたお肉を当日の朝に揚げる際、よりカラっと、かつジューシーに美味しく仕上がるコツをお教えします。
まずは揚げる際に付ける衣。これは小麦粉を使うか片栗粉を使うかで迷うかもしれませんが、最もオススメなのは小麦粉と片栗粉を1対1の割合で混ぜるということ。
小麦粉はお肉のうまみを閉じ込めてくれる働きがありますが、どうしてもベトっとした仕上がりになりがち。また、片栗粉は小麦粉よりもうまみを閉じ込める働きは劣りますが、カラっと揚げることができるので、サクサクした仕上がりになります。
ですから、これらの粉の両方の良いところを活かすには1対1の割合で混ぜるのがベストなのです。お肉のうまみをしっかりと閉じ込めてジューシーな仕上がりになり、かつ表面はカリっと仕上がりベタつかない…という理想的な仕上がりになりますよ。
さらに、揚げる際の重要なポイントは「二度揚げ」をするということ。
唐揚げを作る際の悩みで多いものに「肉が硬くなってしまう」というものがあります。これを防げる作り方が二度揚げです。
まず最初に180℃の油で2分ほど揚げたら、一旦鍋から取り出して4分〜5分ほど置いておきます。油から取り出したばかりの時はまだ中は生の状態ですが、この間に余熱で中に火が通っていくのです。高温ではないので硬くならないんですね。その後はまた油に入れて1分ほど揚げたら完成です!これで、中は柔らかくジューシー、外側はカリっとというお弁当にピッタリの唐揚げができますよ。
 

3.どうしても当日は時間が無い…という場合は

運動会の当日の朝にお弁当を作ったほうが良いのはわかるけど、やはり早起きの自信がないとか時間がないから前日で揚げておきたい…という人もいますよね。
そういう場合は、前日に揚げておいてもOKです。
その場合、作った唐揚げは冷めてから冷蔵庫に保存、もしくは冷凍庫に保存しましょう。
翌日はレンジではなくオーブントースターで温めるとベチャっとならずにカリっと仕上がりますよ。冷凍庫で保存しておいた場合は、一旦レンジで半解凍してからオーブントースターで温めるようにしましょう。温めた唐揚げは粗熱を取ってからお弁当箱に詰めるようにすると傷みにくくなります。
 
運動会のお弁当のおかずの定番である「唐揚げ」を前日に作って良いのかどうかについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
ちょっとしたポイントを押さえるだけで、普段より美味しい唐揚げができちゃいますよ。是非この記事を参考にしてお弁当を作って、頑張るお子さんを応援してあげて下さいね!