バターとマーガリンは互いに代用できるって本当?
バターとマーガリンの違いを考えたことがあるでしょうか。
なんとなく、バターと言うのはお菓子作りなどに使うもの、マーガリンと言うのは朝食で食べるトーストに塗るもの、などと考えている人もいるかもしれませんね。
1.バターとマーガリン
バターと言うのは動物性、マーガリンは植物性です。
バターと言うのは風味が大切にされており、だからこそクッキーやお菓子などに使われるんですね。
バターは、料理には欠かせませんし、その一方でマーガリンはあっさりとした味わいが特徴であり、サンドイッチなどによく使われます。
また、バターは、冷やすと硬くなり、室温に置いておくと柔らかく、温めると溶けると言う特徴がありますが、マーガリンの場合は柔らかくなめらかで、生地に練り込みやすいと言う特徴があります。
また、バターは冷凍保存ができませんが、マーガリンの場合は可能です。
実は、マーガリンと言うのはバターの代用品として発明されました。
そのため、基本的にはお互いを代用する事は可能です。
お菓子を作るときにバターがないからとマーガリンを使ったとしても、まず問題はありません。
ただし、もしもお菓子を作るときにバターの風味が欲しいと思うのであれば、マーガリンでは代用が難しいと言えるでしょう。
お菓子を作る場合、無塩バターが好まれますよね。
酸化しやすく、塩が含まれているものよりも賞味期限が短く、無塩バターを購入したらすぐに使い切らなければいけません。
もしも無塩バターでお菓子を作りたいと思うのであれば、有塩バターでは代用ができません。
有塩バターには100グラムあたり、大体1.5グラムほどの塩が含まれています。
そのため、無塩バターを必要とするお菓子に有塩バターを使うと、その風味を壊してしまう可能性があります。
バターがないと思ったら、まずマーガリンで代用しましょう。
マーガリンは空気を多く含み、冷えても固まりにくいため、なんといっても料理と言う作業が楽になります。
また値段も安いですから、お菓子作りも頻繁にできますね。
2.バターや、マーガリンの代わりは?
もしもバターがない、マーガリンまない、と言う場合、サラダ油を代用することも可能です。
もちろん水分量が多いため、レシピよりも5割から6割に抑えて使う必要がありますし、パイ生地など水分を好まないお菓子には不向きです。
しかし、クッキーやビスケットなどにはサラダ油が代わりになります。
サラダ油でなくても、例えばココナッツオイルやオリーブオイルも良いですよ。
ごま油は癖が出てしまいますからあまり向いていません。
ただし、ごまクッキーなどには向くかもしれませんね。
味わいが少々変わってしまいますが、カロリーが気になるならばヨーグルトやサワークリームでも代用が可能です。
また、実はマヨネーズでもバターの代わりになります。
というのは、マヨネーズには余分が多く含まれており、これがバターの代わりになってくれるのです。マヨネーズで作ったクッキーは意外においしいですよ。
さらに、牛乳と生クリームがあれば自分でバターを作ると言うことも可能です。
このように、バターとマーガリンは十分に対応が可能です。
特にお菓子を作るとき、バターをいちいち買わなければいけない、しかしバターを買っても使い切らなければいけない、などと言うことで何となく気が向かない、お菓子を作るのがめんどくさいと思う人もいるかもしれません。
そんな時はマーガリンで作ってしまいましょう。成分が違うと言うだけで、バターとマーガリンは同じ分量で使うことが可能です。
もちろん、朝食でトーストを食べる時、マーガリンがなければバターを使うことも可能です。
もしも片方はあるけれどもう片方が必要と言う場合は、ぜひ試してみて下さい。
問題なく代用できますよ。