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運動会のお弁当でおにぎりを持参する場合はラップに包むのが良い?

1.おにぎりをラップで包むことのメリットとデメリット

運動会のお弁当といえばおにぎりというイメージがあります。
おにぎりを持っていく際に手が汚れないようにするためにラップに包んで持っていくことが多いです。
 
ラップに包むことのメリットは透明なので中身がすぐに分かること、見た目が綺麗に見えること、密封性が高いことが挙げられます。
 
しかし、密閉性が高いというのはデメリットにもなります。
密封性が高いと通気性が悪く、ラップに包んだご飯が蒸れて、水滴が巻いた海苔につき、おにぎりがべチャべチャになってしまい味が落ちてしまうのがおにぎりをラップで包むことのデメリットと言えます。
 
ご飯や海苔に水滴がついてしまった状態を放置するとおにぎりが傷んでしまう原因にもなり、せっかく作ってもおにぎり自体がダメになってしまう可能性もあります。
 
なので、運動会のお弁当としておにぎりをラップに包んで持参するのは、おにぎりが傷んでしまうリスクも高くなるのでおススメとは言えません。
 

2.運動会のお弁当としておにぎりを美味しく持参するにはどうしたら良いのか

おにぎりをラップに包んで持参すると水滴によって傷んでしまうリスクが高くなるので、ラップではなくアルミホイルに包んで持っていくことをおススメします。
 
アルミホイルでおにぎりを包むことで密封されすぎないので蒸れる心配がないので熱が逃げやすく、傷みの原因となる雑菌の繁殖を抑制します。
ラップのように水滴が出ないのでご飯や海苔がべチャべチャしないので美味しく食べることができます。
 
それから、アルミホイルは長時間の保存に向いているので、運動会におにぎりを持参する際はラップではなく、アルミホイルに包んで持っていくと味も落ちなくて済みますし、傷んでしまうリスクも減らせます。
 
おにぎりをラップで包むとお昼に食べる頃には水滴が沢山出てしまい、食感がベタっとしてしまうのに対して、アルミホイルで包んだおにぎりは形が崩れることなくフワッとした状態で、食感も柔らかく美味しく食べることができます。
アルミホイルだと時間た経ってもお米の味を維持できるので運動会のように長時間保存をする場合はおにぎりはアルミホイルに包むのが美味しく食べられることが分かります。
 

3.どうしてもラップでおにぎりを包みたい場合

 
アルミホイルに包んだ方がおにぎりを長時間保存しても美味しい状態を維持できますが、銀歯が入っている場合だとアルミホイルは当たってしまった時に痛みやしびれたような感じがあり、それが苦手な方も中にはいます。
 
ラップに包んだおにぎりは長時間保存するとべチャべチャしてしまいますが、ラップでも美味しく包む方法があります。
 
まず、ご飯を炊く際はいつもよりも水を少なめに固めに炊きます。
固めに炊くことで水滴が出るのを減らせます。
ご飯が炊けたらしっかりと空気を含ませるように混ぜます。
大き目のラップを敷いて、ご飯が熱いうちにご飯を敷き、具を載せ、その上にご飯を載せて握っていきます。
握る回数は3回程度にしましょう。
ラップを外して塩を振りかけ、海苔を巻きます。
この状態でおにぎりを冷ましてから、新しいラップに包みます。
 
ラップに包んだおにぎりでもべチャべチャしない包み方のポイントは、ご飯を混ぜるときにしっかりと空気を含ませながら混ぜることで、冷めてもふっくらとした状態を保てます。
おにぎりを熱いうちに握ることで雑菌の繁殖を抑制します。
雑菌は65度以上だと繁殖しにくいので、おにぎりに雑菌を付きにくくするために熱いうちに握ります。
それから、しっかりと熱と水分を逃がすことがラップでおにぎりを包む際の最大のポイントです。
熱と水分によってべチャべチャしたおにぎりになってしまうので、おにぎりを握った後は冷ますことでラップがおにぎりに密封されて水滴が出てべチャべチャになるのを防ぎます。
 
運動会のお弁当としておにぎりを持参する際はラップに包むよりもアルミホイルに包んだ方が美味しさが保てますが、ラップで包む場合もポイントを抑えることでべチャべチャしにくい美味しい状態を保つことも可能であると分かります。