初めて猫と暮らす時に気をつける4つのしつけのコツ
猫を初めて飼う人にとっては猫と快適に暮らすポイントをしっかり押さえておくことはとても大切です。
猫は初心者でも飼いやすいペットではありますが、やはりそのしつけにはいくつかのコツがあるのです。ここでは5つのポイントをまとめてみました。
1.トイレのしつけ
猫はもともと排泄をすると自分の存在を隠すために、しっかり排泄物を砂で埋めて隠すという習性があります。
ですから砂を入れたトイレボックスを置いておけば自然にそこで排泄をする習慣が身につくので犬と比較するとかなりトイレのしつけは楽だと言えます。
ですが中には一度ではトイレでの排泄習慣がつかない猫もいるので、そういう場合には、粗相をしてしまった時に拭いたティシュなどを臭い付けのために猫のトイレボックスの砂の上に置いてあげるとすぐに使ってくれるようになります。
2.爪とぎのしつけ
猫はテリトリーを主張するために家の中のあらゆる場所で爪とぎをする場合があります。
もっとも好まれるのは爪を立てやすい壁や柱、布地のソファなどです。
こういった場所で一旦爪とぎ習慣がついてしまうとなかなかやめさせるのが難しいので、猫を飼い始めたらすぐに爪とぎボードなどを複数購入して色々なところに設置しておくことをおすすめします。
一度きちんとしつけておくと他の場所で爪とぎをすることがないので安心です。
3.噛み癖のしつけ
猫は飼い主さんと一緒にレスリングなどをして体を使った遊びをするのが好きです。
特に子猫の場合はそれが顕著です。
その際に、どうしても噛んだりすることが多く下手をすると噛み癖が付いてしまう事があります。
一旦噛み癖がつくとやめさせるのは大変なので自分の腕や手を使ってレスリングなどの遊びをさせない事が大切です。
これは飼い主の腕や手をおもちゃではないということを分からせるためです。
もしか遊びで噛んで来たらすかさず手をグッと口の方へ押し付けるようにして猫が嫌がるようにします。
そうすれば、やがて噛み癖は治まってくるでしょう。
4.食事のしつけ
猫と暮らす上でもっとも大切なしつけが、食事のしつけです。
健康で長い生きしてもらうためにも初めて一緒に暮らし始めたその日からきちんとしつけましょう。
基本的には猫は生後1年ぐらいまでの子猫期には好きなだけ食事をさせるのが良いのですが1歳を過ぎて成猫になると1日2回の食事にしましょう。
大人になって食べ過ぎるとすぐに肥満になってしまうので食事回数はきっちり守ります。
置きエサをする人も多いですが置きエサは肥満となりあらゆる病気の根源となってしまうので絶対にNGです。