些細なことかもしれませんが…

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シニア猫のケア

シニア猫とは、一般的に10歳以上の猫を指しています。
 
だいたいこの年齢を超えてくると体のあちこちに老化が見られるようになります。
 
例えば腎機能の低下や糖尿病、歯周病などさまざまなトラブルが出て来やすくなるので日頃からメンテナンスをしっかりしてあげる事が大切ですね。
 
シニア猫と一緒に快適に暮らすためのヒントがいくつかあります。
 

1.食事内容を変えましょう

 
キャットフードはシニア用に変えてあげると良いですね。
 
若年用のフードとシニア用のフードでは成分に違いがあります。
 
リンやミネラル、タンパク質はシニア猫には負担がかかりやすいのでシニアフードを選ぶ事で若々しい体を維持する事が期待できるのです。
 

2.ブラッシングをしてあげましょう

 
シニア猫になるとどうしても全身のグルーミングをするのをめんどくさがる傾向があるようです。
 
ですから被毛も汚れがちになり毛並みも悪くなってしまうので温かいお湯に浸してよく絞ったタオルなどで定期的に身体を拭いてあげるとさっぱりして清潔に保つ事ができます。
 
その上でブラッシングで被毛の艶を出し、皮膚の血行も良くしてあげれば健康な皮膚を維持できるでしょう。
 

3.爪切りは定期的にしてあげましょう

 
シニア猫になると爪のお手入れもあまりしなくなってしまいます。
 
そうすると固くなった爪が伸び放題になってしまいひどい時には肉球に食い込んでしまうこともあるので日頃から定期的に爪切りをしてあげると安心です。
 

4.なるべく静かな環境を用意してあげましょう

 
歳をとってくると落ち着いた環境で過ごさせてあげたいものです。
 
静かに昼寝をすることを好む猫が多く1日の大半をうつらうつら寝ていることがわかります。
 
ですからもし小さなお子さんがいる場合でも、寝ているところを邪魔したり大きな声をあげたりすることは避けるようにしたいものですね。
 

5.半年に一度は定期検診がおすすめ

 
シニア猫の場合は特に異常が無いと思っていても血液検査をしてみると以外に数値が悪くなっていたりすることもあります。
 
ですからできれば半年から一年に一度は定期健康診断を受けさせるようにした方が良いでしょう。
 
血液検査は1年に一度受けておけば少しの変化も見逃す事がありませんから病気の早期発見や予防につながります。
 
日頃からかかりつけの獣医さんを決めておく事も大いに役立つでしょう。
 

まとめ

 
シニア猫になると飼い主さんも気をつけるべき点がいくつかあります。
 
こういったポイントをしっかりおさえてケアしてあげれば20歳を超えるまで長生きする猫もたくさんいるのです。
 
大切な家族の一員なのできちんとケアしてあげましょう。